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(前回の続き)5/1・2は仕事を休めず一旦帰仙しましたがGW後半には再び北東北へ出発。
5/3は岩手県奥州市にあります「えさし藤原の郷」にてアニソンのビッグイベントが開催されるという事で立ち寄ってみました。出演陣が豪華!
「えさし藤原の郷 春まつり 水木一郎&井上あずみ アニソンライブ2017」第1部
最初は井上あずみさんがあの名曲を伴って登場。
M01.さんぽ(となりのトトロ)
あ・る・こー!あ・る・こー♪会場全体が合唱状態になってました。余りにも有名すぎて、老若男女みんな知ってるって改めて凄い。
M02.めぐる季節(魔女の宅急便)
M03.崖の上のポニョ
M04.愛の本当のこと(さだまさし提供のオリジナル曲)
M03ポニョは曲前に振り付けを教わって観客皆で参加。晴天の元いい運動になりました。M02は久石譲氏のメロディが秀逸な一曲。彼女の若かりし貴重な動画を見つけたので(勝手に)リンクしておきます。しみじみ良い曲。
井上あずみ めぐる季節 1989年おはよう朝日 - YouTube
そして次曲を紹介された時点でつい「来た…!」と呟いてしまいました。「これを聞きに来ました。」
M05.君をのせて(天空の城ラピュタ)
井上あずみさんの歌い方にも円熟味が出てきていてそれでいて音程が取れていて高音が綺麗に出てますし流石プロの歌手さんです。もう31年も前の曲なのに良い曲は時代を超えてきますね。何度聞いても色褪せませんし映画のあのシーンが蘇ってくるようです。あれ?何十秒で支度するんでしたっけ?(褪せたのは自分の記憶力のみか、笑)
M05.となりのトトロ(となりのトトロ)
最後は再びあの名曲を会場大合唱で〆。良いステージでした。
後半戦はアニキにバトンタッチ。水木一郎アニキが颯爽と登場。
M06.スパロボメドレー(マジンガーZ~鋼鉄ジーグ~コンバトラーV)
ゼーット!でみんな右手を挙げてポーズ!会場が一体感に包まれます。
M07.夢を勝ちとろう(プロゴルファー猿)
M08.サバンナを越えて(ジャングル大帝)
夢と希望をテーマとした曲チョイスが通好みで良いですね。懐かしいな。どっちもアニメ見てました。
MCでは「えさし藤原の郷」に前日前乗りして1時間コースを回った話や、昨年ボイジャーの2名と一緒に「えさし藤原の郷」に来た時にボイジャーの子がライブで転んで怪我してたのにそぶりも見せず偉かったって話などされてました。…アニキって基本おしゃべりですよね(^^;
M09.オーブの祈り(ウルトラマンオーブ)
M10.GO AHEAD~すすめ!ウルトラマンゼロ~(ウルトラマンゼロ THE CHRONICLE)
続いて平成ウルトラマンから続けて2曲。M09はあからさまに高見沢俊彦だろうなという曲でなかなかカッコいい。
M11.東北合神ミライガー![]()
こちらは震災復興支援ソングとの事で、子供たちの未来を願って東北6県がそれぞれ歌詞に織り込んだヒーローソング仕立ての一曲。ここでクイズさて岩手県は何番に出て来るでしょうか?ヒントは1番に出ています。って答えまで教えてくれるアニキの優しさ(笑)
(アンコール)
「あ、なんかアンコールの声が聞こえますね…」と小芝居をかましながら(笑)赤いマフラー巻いてアニキが再登場。井上あずみさんも出てきて二人で〆のアニソンメドレーを熱唱。
M12.懐かしくってヒーロー
こちら90年シングル発売時は17曲メドレーでしたがスケールアップした30数曲版をご披露。日本特撮界で歌詞が意味不明な曲No.1の「ぼくらのバロムワン」とか生で聴けて感激。懐かし過ぎてギュンギュギュン。
水木一郎「ぼくらのバロム1」 - ニコニコ動画:GINZA
井上あずみ版「鉄腕アトム」「ライオン丸」とか聴けたのも個人的には美味しかった。ライオン丸はカラオケで歌うと気持ちいいすよね(古すぎてオッサン世代にしか通じません、笑)
えさし藤原の郷 春まつり 水木一郎&井上あずみ アニソンライブ2017|水木一郎オフィシャルサイト - Ichiro Mizuki Official Website![]()
さてイベントで盛り上がった後は盛岡市に移動してお昼にラーメンを。![]()
今回立ち寄った「焼干しらーめん 渡り家(わたりや)」は盛岡市と遠野市を結ぶ国道396号線の黒川エリアに有る人気店で、焼干しを使ったラーメンが看板メニューとの事。![]()
「焼干し正油らーめん」600円
焼干し使ったりお麩が乗るスタイルって事は青森インスパイアなのかな。お店の方が元々青森出身とかでしょうかね。スープは動物系は丸鶏っぽい風味であっさりしておりスープ表層に軽く鶏油を浮かべています。![]()
魚介系は煮干しではなく焼干し使用とのことで、焼干しってのは煮干しより数倍高価でちょっとした高級食材だったりしますので、否応にも期待が高まります。
魚のセレクトは鰯じゃなく鯵っぽい印象ですが何だろう。ブレンドかな。焼干し特有の香ばしさの中に軽い雑味と外連味があり配合こそ特段強くはないですがやはり風味はユニーク。煮干しとの違いがマニア心を擽ります。![]()
醤油ダレはかなり甘めで魚のクセを包み込み上手くまとめてありますね。麺は透明な中細麺で加水率は中~高位で茹で加減がやや柔らかめ。お店のロケーション的にも老若男女向けか。
チャーシューはバラ肉ロールでホロリと柔らか仕上げ。僅か600円の値段でチャーシューが2枚も乗るのは破格です。
ネギは小口で提供。鮮度は悪くないですが一寸水気でしなっとなってるので、切り置き方法を工夫するかその場でざく切りしてくれるともっと美味しくなりそうです。
まぁ何のかんの言いながらスープまでしっかりと完食。旨し。![]()
「コク煮干しらーめん」730円
こちらは麩が乗らず。スープベースは豚骨と鶏ガラの合わせか。白濁で取られて動物系強め。表層には背脂がチャッチャとトッピングされて豚脂の甘さをプラス。スープ自体の油量は少なめでコクと旨味をよく抽出したベース仕上がり。![]()
魚介系についてこちらは”焼干し”ではなく煮干との事で、煮干しメインに節などが効いていて素材の輪郭を見せながらナチュラルな風味を醸し出しています。
煮干しはどぎつい強さは無いですが雑味等が皆無で綺麗に旨味のみを抽出されており、その丁寧な仕上がりから店主の生真面目さが伝わってきます。![]()
醤油ダレは配合適量で軽い甘さと程よい塩気を醸しながら旨味をサポート。麺は白い中細麺で加水率は中程度。ボリュームも180グラム程度となかなかでスープによく絡みます。
チャーシューは共通のバラ肉ロールでホロリと柔らか仕上げ。コッテリのスープの方がこのチャーシューがよりマッチしている印象。![]()
さて「焼干しらーめん 渡り家」の2杯について、コク煮干しの方は青森系と若干差異が有ってオリジナル路線な印象。あっさり焼干しの方は青森の焼干しラーメンのスープに結構近くてチャーシューがもっと固いモモ肉とかだったらもうそのまんまな感じですね。![]()
それにあっさり焼干しの600円と言う値段はかなり戦略的価格で好印象。他に期間限定「黒正油らーめん」も気になりました。また来よう。![]()
(17/05/03)
焼干しらーめん 渡り家/岩手県盛岡市黒川22地割12-1